経営顧問|仕事ができない社員が活躍できる環境を作る経営戦略とは?

アルクス株式会社の上内隆之です。
「社員の能力が低い」と悩んでいる経営者の皆さん、本当にその社員は能力が低いのでしょうか?
- 頑張っているように見えるが成果が出ない社員
- 明らかにやる気がない社員
- 能力はあるが環境が合わずにくすぶっている社員
実は、仕事ができない社員にも、様々なタイプがいるのです。
この記事では『経営顧問』としての視点から、社員が活躍できる環境を作り、会社を活性化する具体的な戦略について解説します。
仕事ができない人でもいろいろなタイプがいると仮説を立てる。

経営者は「仕事ができない社員」を一括りにして判断しがちですが、実際には以下のようにタイプが異なります。
- 能力が追いついていないが懸命に頑張っている社員
- 頑張る気がそもそもない社員
- 環境や待遇が悪いため、意欲が低下した社員
社員ごとに背景や原因を把握し、それぞれに適した対応をすることで、社員が変化し活躍できるようになります。
頑張ってもできない社員と頑張らない社員・原因があって頑張りたくない社員は扱い方で変わる

会社の現場では以下の3タイプの社員がいます。
- 頑張っても成果が出ない社員
- 教育不足や、適性が異なる業務を担当している可能性があります。
- 教育や配置転換で能力を発揮するケースもあります。
- 頑張る意欲が見られない社員
- 業務内容や評価基準、報酬などに納得感がなく、努力する意味を見出せていないケースが多いです。
- 明確な評価基準やインセンティブ導入で意欲が向上します。
- 原因があり意欲が落ちている社員
- 人間関係のトラブルや過去の失敗、待遇への不満などが原因です。
- 経営者や管理職が直接コミュニケーションを取ることで問題が改善されるケースがあります。
社員のタイプ別にアプローチを変えることで、潜在能力を最大限引き出すことができます。
社内活性化を積極的に行なって、やる気のない社員を極限まで減らす工夫を
やる気のない社員が多い会社は経営状況が悪化し、結果として業績も低迷します。
しかし、『やる気がない』のは本人の問題だけでなく、環境や制度が原因であることも多いのです。
そこで社内を活性化するための具体的施策が必要です。
- 経営陣が頻繁に現場を訪れ、直接コミュニケーションを取る
- 社内の情報共有や風通しを良くする
- 社員が活躍できる仕組みや制度を積極的に導入する
これらの取り組みで社員の意欲を引き出し、会社全体の活性化を図ることができます。
①社長が見て優秀だと思う社員の感覚に合わせて経営をしていないか?
経営者は、無意識のうちに『自分が優秀だと思う社員』を基準に経営をしてしまいがちです。
しかし、特定のタイプに合わせた経営を続けていると、その基準に合わない社員が次々と離れていきます。
経営を成功させるには、社員それぞれの能力や個性を幅広く受け入れ、多様な人材が活躍できる環境を作ることが重要です。
②活躍していない社員の中にも優秀な社員はいっぱいいてる
多くの経営者は「今現在活躍している社員」に目が行きがちですが、実は「活躍していない社員」の中にも優秀な社員が潜んでいます。
例えば、かつて三菱UFJ銀行の採用試験に落ちた人材が、後にNTTドコモの立ち上げメンバーとして採用され、ドコモのシステム開発を次々と成功させたという例があります。
このような『敗者復活戦』とも言えるケースは数多く存在します。経営者がしっかりと社員の可能性を見極め、チャンスを与えることが大切です。
三菱UFJ銀行の採用に落ち、NTTドコモで大活躍した社員の事例から学べること
社員の才能や可能性は、最初の採用や最初の職務だけでは測れません。
多くの方は、今の状態でその人の能力を判断します。が実は、一番重要なのは環境なのです。リクルート社に入社をする人と大手メーカーに入社する人は、10年20年と時間の経過とともに育ち方が全く異なって行きます。私たちも同じだと思います。と言う事は、育つ環境ってとても大きな役割と考えます。
あなたの会社でも人材を育てる環境を作っていくべきなのです。
経営者が「現在活躍できていない社員」の可能性を信じて、適切な配置や新しい仕事を任せることで、会社にとっての新しいスターを発掘できるのです。
まとめ|コンサルタントや経営顧問を入れて戦略的に経営をしていくべき
社内活性化や社員の可能性を引き出すためには、経営者自身が気付かない視点や知識を持った第三者、つまり経営顧問やコンサルタントを活用するのが有効です。
アルクス株式会社は、大阪を中心に中小企業の経営改善を行う経営顧問サービスを提供しています。
- 社員が活躍できる仕組み作り
- 潜在的な能力を持った人材の発掘
- 社内活性化の具体的な施策提供
ぜひお気軽にご相談ください。
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社員さん達がもっと頑張ろうという環境を作ろうとしていますか? YouTube動画を撮りました。よかったらご視聴下さい。

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