あなたの周りにも 事業成長のチャンス が来ているのに気づかないだけ
―― チャンスは何度も来ない。次に波が来たら乗り切る準備 を今すぐ始めよう

こんにちは。アルクス株式会社の上内隆之です。
毎日がむしゃらに働きながら——
「いつか景気が良くなれば…」
「がんばっていれば自然に売上は伸びるはず…」
こう信じて待つ経営者は少なくありません。
しかし “攻める” 経営者と “待つ” 経営者では、ほんの数年で雲泥の差が生まれます。
なぜなら チャンスは “準備している人” にしか見えず、しかも同じ規模では二度と来ない からです。
本稿では
- 「チャンスに気づけない・乗れない」構造
- 攻める経営者がやっている“見えない準備”
- 次の波に備える6チェックリスト
を解説します。
1️⃣ チャンスを逃す会社と掴む会社――3つの違い
視点 | 逃す会社(待ち型) | 掴む会社(攻め型) |
---|---|---|
情報感度 | 取引先から聞く程度 | 情報ソースを“能動取得” (業界勉強会・SNS・海外トレンド) |
意思決定速度 | 社内稟議が月1回 | 施策検証まで48h以内 |
リソース余力 | 現場で手一杯 → 考える時間ゼロ | キャッシュ&人員を“挑戦枠”として常時10%確保 |
ポイント:チャンスとは“偶然の追い風”ではなく、準備していた者にだけ追い風に見える現象。
2️⃣ 「がんばれば報われる」と思い込む落とし穴
思い込み | 実際に起こること | 数字インパクト |
---|---|---|
作業量=成果 | 効率化せず残業だらけ | 粗利率▲5pt |
価格を下げれば受注 | 値下げ依存→利益激減 | 客単価▲15% |
景気が良くなれば… | 投資を先延ばし | 機会損失・新規顧客ゼロ |
3️⃣ 攻める経営者が “人知れず” やっている3つの準備
準備 | 具体アクション | 効果 |
---|---|---|
① 見える化キャッシュ | 6か月運転資金+挑戦枠10%を毎月シミュレーション | チャンス到来→即投資可 |
② 小規模MVPテスト癖 | 新サービスを“50万円/3か月”以内でβ販売 | 失敗コスト最小化×学習最大化 |
③ アウトサイド情報網 | 業界外コミュニティ・海外記事・VC動向を定点観測 | 他社より半年早く動ける |
4️⃣ 次の波に乗るための6チェックリスト

No. | 質問 | Yesなら◎ |
---|---|---|
1 | 「理想顧客」の課題リストを最新化しているか? | □ |
2 | 新施策を48hルールで検証できる体制か? | □ |
3 | キャッシュフロー計画に“挑戦費10%”を確保したか? | □ |
4 | 外部パートナー(職人・営業代行・ITベンダー)と連絡即レスか? | □ |
5 | 社員に失敗歓迎ボーナスを設定しているか? | □ |
6 | 月次でKPIと“学び”を全員共有しているか? | □ |
4つ以上 “Yes” なら、次のチャンス波に乗れる準備が整っています。
3つ以下なら、今日から穴埋めを始めましょう。
5️⃣ ケーススタディ:外構ベンチャーX社が波に乗った瞬間
タイムライン | 行動 | 結果 |
---|---|---|
2023.11 | EV充電スタンド相談が月5件→“波”を察知 | ● |
2023.12 | 50万円でモデル施工+LP開設 | 問合せ月30件 |
2024.02 | 職人ネットワークへ展開→キャパ3倍 | 月粗利+800万円 |
2024.04 | 充電設備メーカーと業務提携 | 共同広告費ゼロで地域独占 |
要因:①キャッシュ余力10% ②職人データベース ③小規模MVPテスト癖 —— 準備が波をチャンスに変えた好例。
まとめ:次のチャンス波は“準備している会社”だけが見える
- 待ちの姿勢は“点のチャンス”をスルーし続ける
- 攻めの準備=キャッシュ・MVP・情報網・体制の4要素
- 6チェックリストで穴を埋めれば波が来た瞬間に飛び乗れる
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―― チャンスは何度も来ません。
次の波を逃さない準備、今日から始めましょう!
著者:アルクス株式会社 上内隆之
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