営業力には自信があるってホンマですか?

営業力が“ある会社”と“ない会社”でここまで差が開く!

―― リードは来ているのに売上が伸びない真犯人は「広告費」ではなく「営業力不足」だった

こんにちは。アルクス株式会社の上内隆之です。
MEO、ポータルサイト、SNS短尺動画――いまや小さな会社でも安価にリードを集められる時代です。
ところが 「問い合わせは増えたのに売上が増えない」「広告宣伝費だけが膨らむ」 という悲鳴が後を絶ちません。
本稿は 〈集客成功 → 成約失敗〉を生む営業力ギャップ を深掘りし、売上を爆上げする“営業筋トレ”ロードマップを提示します。


1️⃣ 集客サイト×自社マーケが成功しても“営業弱者”は穴のあいたバケツ

フェーズKPI弱い会社強い会社
流入LP訪問数3,000/月3,000/月
問い合わせフォーム入力率3%(90件)3%(90件)
商談化電話・メール返信24h以内40%(36件)90%(81件)
成約提案→契約率20%(7件)45%(36件)
粗利1件あたり30万円210万円1,080万円

結論:同じ広告費で売上5倍差。穴をふさぐのは “営業力” しかありません。


2️⃣ 営業力の差を生む4つの要素 = S・P・E・E・D

要素弱い会社強い会社指標
S=Speed
初動速度
返信24h〜48h5分以内自動応答+15分以内TEL初動⏱
P=Process
型化
個人の勘4ステージ+質問テンプレSFA入力率
E=Empathy
共感ヒアリング
商品説明が先悩み→背景→評価基準を深掘り質問数/商談
E=Evidence
証拠提案
価格表だけBefore/After+ROI試算+第三者評価提案書テンプレ数
D=Decision push
クロージング
「ご検討ください」期限付き特典+意思決定支援提案後3日以内契約率

3️⃣ “広告が無駄” と錯覚する3大シーン

症状根本原因処方箋
「価格で負ける」価値訴求が弱いROI試算シートで“投資対効果”を見える化
「返信が来ない」初動遅延/追客なし自動返信+3回追客をSOP化
「検討で止まる」決裁者への情報不足決裁フロー確認+提案要約1枚を送付

4️⃣ 営業筋トレロードマップ(30→120日)

期間重点タスクKPI改善目安
初日〜30日・質問テンプレ作成
・即レスBot導入
・SFA設定
商談化率 +20pt
30〜60日・ロールプレイ週2
・提案書フォーマット統一
成約率 +10pt
60〜90日・顧客タイプ別シナリオABテスト
・失注理由分析MTG
失注率 -15%
90〜120日・インサイドセールス兼務者配置
・個人KPI→チームKPIへ
成約率 45%到達

5️⃣ 実践ツール・テンプレ一式

目的手軽ツール内容
即レスLINE公式:自動応答「資料+日程リンク」を5秒送信
質問テンプレGoogleフォーム10問ヒアリング→SFA自動転記
提案書CanvaテンプレBefore/After+価格3分割+レビュー
ROI試算Excel or GSheets導入費/削減費を自動計算
追客CRMシーケンス3日・7日・14日でリマインドメール

6️⃣ よくある抵抗と潰し方

抵抗あるある発言潰し方
スピード無視「忙しくてすぐ返せない」自動返信+一次ヒアリングをインサイドへ
型化アレルギー「個性がなくなる」“型は最低ライン・アレンジは歓迎”と明言
クロージング恐怖「押売りみたい」決裁支援=顧客サービスと認識付け

まとめ:営業力は“広告費を利益に変える変換装置”

  1. 穴あきバケツでは広告費が漏れるだけ
  2. S・P・E・E・D で営業プロセスをフルチューン
  3. 120日で商談化率+成約率を倍増⇒同じ流入で売上5倍
  4. “広告が無駄”と嘆く前に営業の筋トレを始めよう

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―― 営業力が備われば、広告は“コスト”ではなく利益製造機になります。
今日から鍛え始めましょう!


著者:アルクス株式会社 上内隆之

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