たまらなく欲しい商品を作ったら安泰な時代

経営顧問の視点|“値下げ”ではなく“高値でも売れる仕組み”をつくる方法

https://youtu.be/EFo4r3ee0B4

こんにちは、アルクス株式会社  うえうちです。
円安とインバウンド需要の拡大で訪日客が激増する一方、国内市場は長期デフレの影響で“価格競争疲れ”が蔓延しています。

  • 国内客にはラーメン 1杯 800〜1,000 円の値上げが怖い
  • なのに外国人観光客には 3,000 円ラーメンが飛ぶように売れる東洋経済オンライン

このギャップをどう考え、どう活かすか――。
本記事では 「値上げしても売れる仕組み」 を作る具体策を、インバウンド事例・他業界の成功例を交えながら解説します。


インバウンド時代――ラーメン1杯1,000円は高い?それとも安い?

価格差の背景

  1. 購買力の差 … 円安で「円が安い通貨」になり、訪日客には割安に映る
  2. 希少性と体験価値 … 「聖地で食べるご当地ラーメン」という物語
  3. 値ごろ感の錯覚 … 本国では外食 1 食 3,000〜4,000 円が標準

結論:値段ではなく 「体験」と「物語」 が価値を決める


デフレーションで価格競争ばかりしているから中小企業は苦しいのではないのか?

大手各社は原料高を価格転嫁できても、中小企業は値上げしづらい――。
Deloitte の調査でも「価格転嫁力が弱い中小 B2C 企業ほど収益環境が悪化」と指摘されています​FA Portal

  • 値上げ=顧客離れ という思い込み
  • 値下げで売上維持 → 粗利が削られる → 設備投資・人材投資ができない
  • 悪循環で競争力がますます低下

それでも他の業界ではどんどん価格を上げても売れるものがある

  • マクドナルド:2 年間で 4 回値上げ、それでも売上・利益は過去最高​
  • アシックス:高価格帯ランニングシューズが世界的ヒット、株価 4 倍​

成功企業に共通するキーワードは 「高付加価値化」「感情的価値の訴求」


① それでも売れるのは“買いたくなる商品”

  • 機能的価値(品質・性能)は最低条件
  • 感情的価値(ストーリー・限定感・SNS 映え)が購買動機を決定​

事例

  • 【飲食】「富士山溶岩窯で焼くハンバーグ」→ 2,500 円でも完売
  • 【アパレル】「職人が 1 点ずつ藍染めしたデニム」→ 通常品の 3 倍価格で即完

② 価格を上げたら売れなくなる商品は“売り方”を変えよ

NG パターン改善策
値上げ=量目を減らす体験を加える(ライブ調理、試着会など)
高価格をスペック説明だけで正当化ストーリーを語る(産地・職人・サステナ)
客層を変えずに値上げ客層を再定義(訪日客/富裕層/サブカル層)

③ あなたの商品を“買いたくなる商品”に変える方法はないのか?

  1. 独自の物語を発掘する
  2. 体験価値を設計する(試食、VR 工場見学 など)
  3. 価格 anchor を置く(プレミアムコース、限定版 など)
  4. デジタル+SNS で感情的価値を増幅する
  5. 数字で検証(客単価・粗利率・リピート率)

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アルクス株式会社 経営顧問サービス 3つの柱

  1. 高付加価値化診断 … 商品・サービス・体験の棚卸し
  2. 価格戦略設計 … 客単価/粗利率シミュレーション
  3. ストーリーブランディング伴走 … SNS・PR 連動支援

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まとめ

  • 値段は顧客が決める――体験価値が高ければ 3,000 円ラーメンも売れる
  • デフレ思考から脱却し、付加価値で勝負する時代
  • 機能的価値+感情的価値+ストーリーが高価格成功の三本柱
  • 経営顧問を活用し、値上げ恐怖から解放された強い経営へ

価格競争で疲弊するのはもう終わりにしませんか?
高くても選ばれる会社を共に作り上げましょう。

ラーメン価格1,000円の壁を渋る店がほとんどの中 インバウンド向けに1杯3,000円が飛ぶように売れる現実 YouTubeを撮りました。

https://youtu.be/EFo4r3ee0B4

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